葛利毛織 フェレイラモヘアのご紹介

葛利毛織さんがフェレイラモヘアの中でも

より細くて良質な原料のみを選んで

ションヘル織り機で織ったスーツ生地

 

<フェレイラモヘア>
モヘア(アンゴラ山羊)は南アフリカが産地だとされていますが、フェレイラ兄弟は、より良い品質を求めて南アフリカからオーストラリアに移住して世界に無い品質のモヘアが誕生した。(19~20ミクロンと繊度が細く、白度も高く、繊維長も長い)

その原料によってモヘア100%での朱子織や綾織、軽量の平織が実現しました
(通常は平織りで粗いものがほとんど)

品質の高さから、ゼニア社が買い占めようとしたが、自分たちの名前が分からなくなることや、他の牧場の原料と混ぜられることに難色を示してフェレイラ兄弟は断っていたエピソードがあるようです。

 

フェレイラモヘアの艶、ハリ、軽さはこれまでのモヘアの常識を変える革新的な生地に仕上がっています。

 

モヘアといえば、夏のイメージが強いですが一年を通してモヘアスーツを着れます。

ヨーロッパでは1mあたりの重さで生地を表していますが、一般的には280~290gが夏用。肌に対する接地面が少なくシャリっとした質感で快適であったり皴になりにくいことから、夏場に人気があります。

他に大きく330~340g、380g等あります、冬場は非常に快適です。

今回ご紹介させていただいた生地は381gとなります。