最近、周りで
「もう一度、きちんと勉強しよう」
そんな言葉を耳にする機会が、少しずつ増えてきました。
一時流行ったMBAや資格取得。
ブームが落ち着いた今、あらためて本質的な学び直しに目を向ける人が増えているように感じます。
そこで、ふと考えました。
自分には、学び直しが必要なのだろうか。
答えは、それぞれ違うと思います。
必ずしも、MBAを取得するために大学院へ行かなくても、
本やネットを通じて、知識はいくらでも吸収できる。
それが可能なのは、
大人はすでに「学び方」を、ある程度知っているからだと思います。
では、子供はどうでしょうか。
おそらく、まだ「学び方」そのものが分からない。
だからこそ、環境や導線としての塾が、意味を持つ場面も確かにあると思います。
最近、あるお客様から、こんな言葉をいただきました。
「子供は、塾に行かなくても、
学校の勉強さえきちんとしていれば十分ですよ。」
長く社会で結果を出してこられた方の言葉だけに、
妙な説得力があり、強く心に残りました。
確かに、
学力以上に大切なのは、
物事を考える力、学ぶ姿勢、継続する習慣なのかもしれません。
必ず予習をする。
そして、復習と予習を繰り返す。
授業は、先生の冗談まで覚えるほど、集中して記憶する。
その後、ふと思いました。
これって、仕事もまったく同じなのではないか。
事前にシミュレーションをする。
本番に臨む。
結果を検証する。
そして、またシミュレーションする。
勉強と仕事。
分野は違えど、
本質は驚くほど似ている。
それでも、少なくとも一つ、はっきり言えることがあります。
教育は、まず親が学ぶ姿勢を持つことから始まる。
「親の背中を見て、子は育つ」
使い古された言葉かもしれませんが、
これほど本質を突いた表現も、なかなかありません。
親が考える。
親が学ぶ。
親が成長する。
この姿を日常の中で見ていれば、
子供は自然と「学ぶこと」を当たり前の行為として受け取ります。
塾も大切なのかもしれません。
知識の習得、受験対策、競争環境。
その価値を否定するつもりもありません。
ただ、それ以上に大切なのは、
・親が考える
・親が学ぶ
・親が成長する
この循環を、家庭の中に持ち続けること。
この積み重ねこそが、
結果として、子供の未来を最も大きく広げていく力になるのかなと思います。
