先日、税理士をされているお客様とお話をしていました。
昔からお付き合いのある方です。
何気ない会話の中で、こんな言葉をいただきました。
「整理が出来る人は、勉強が出来る。仕事も同じですよ。」
とてもシンプルな言葉です。
ですが、不思議と胸に残りました。
長年、仕事をされてきた方の言葉には、
理屈ではない重みがあります。
机上の空論ではなく、
現場で積み重ねてきた経験から生まれた言葉だからです。
整理というと、
部屋を片付けることや、
書類をきれいに並べることを思い浮かべるかもしれません。
しかし本質は、そこではないのだと思います。
考えが整理されている。
優先順位がはっきりしている。
次に何をするかが見えている。
こうした状態こそが、
本当の意味での「整理」なのかもしれません。
勉強が出来る人は、ノートが整っています。
やるべきことが明確です。
間違えた理由も、自分で説明できます。
仕事が出来る人も、同じです。
情報が整理されている。
段取りが整っている。
無駄な動きが少ない。
ミスが起きても、すぐに原因が分かる。
これは仕事でも同じだと感じます。
在庫が把握されている。
納期が管理されている。
お客様の履歴が整理されている。
こうした基本が整っている店は、
やはり大切ですね。
逆に言えば、
特別な工夫や新しい仕組みよりも先に、
まず整えるべきものがあるのかもしれません。
整理とは、
能力の一部ではなく、
姿勢そのもの。
先日のお客様のひと言は、
そんな当たり前のことを、
改めて思い出させてくれました。
派手な技術や、新しい道具がなくても、
整っている人は、着実に前へ進みます。
少し古風かもしれませんが、
最後にものを言うのは、
やはり「整っているかどうか」。なのかなと。
そう感じた一日でした。
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