流行や年齢ではなく、
装いの「基準」について考えるシリーズです。
ピッコロ京都が、洋服屋として日々感じていることを、
記録として静かに綴っていきます。
先日、経営者の皆様が集まる会合に参加させていただきました。
業種もさまざま、年齢も立場も異なる方々が一堂に会する場でした。
そうした場に身を置くと、自然と「経営者の装い」について考えさせられます。
おこがましい話ではありますが、洋服を生業としている立場として、
日頃感じていることを、一度きちんと文章に残しておこうと思いました。
不思議なもので、人は立場が生まれたその瞬間から、
言葉より先に「印象」で評価を始めています。
名刺を差し出す前、言葉を交わす前に、
装いや佇まいから多くの情報が伝わってしまうものです。
装いは、年齢を重ねれば自然と整っていくものでもないです。
むしろ、若い頃にどのような基準を持っていたかが、
時間を経て、そのまま表に現れてくるものだと感じます。
経験や実績が装いを補ってくれる段階に至るまでには、
相応の時間が必要かなと思います。
その過程にあるうちは、装いそのものが、
立場や信頼を支える重要な要素になります。
高価なものである必要もないと思います。
大切なのは、何を選ぶかよりも、
ポイントを押さえた全体のバランス。
流行に合わせて変える装いではなく、
場や立場が変わっても揺らがない基準を、
できるだけ早い段階で持っておくことが大切だと思います。
それが、これから責任を背負っていく20-30代の経営者の皆様にとって、
無理のないかたちで信頼を積み上げていく土台になるのではないでしょうか。

Doriani Milano のディスプレイ。
ミラノらしい正統派クラシックを今も変わらず展開するショップです。
イタリア出張時に撮影したストック写真より。
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