Ermenegildo Zegna「TROFEO」パステルカラーのソラーロ

本記事は、最前線で戦う経営者・ビジネスマンの皆様に向けてお届けしています。企業のユニフォームからオーダースーツまで、経営者としての立ち居振る舞いに相応しい「装いの在り方」について解説します。

経営者が身にまとう装いには、見た目の品格だけでなく、酷暑のビジネスシーンでも常に涼然とした立ち居振る舞いを維持できる「機能性」と、それを支える「確かな品質の裏付け」が求められます。

今回は、その装いの在り方を体現する服地として、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の看板クオリティ「TROFEO(トロフェオ)」の春夏向けソラーロ生地を取り上げ、その「糸」の設計についてまとめてみました。

Ermenegildo Zegna TROFEO

Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)の看板クオリティである「TROFEO(トロフェオ)」の春夏向けソラーロ生地です。

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)に異なる色の糸を使用して織り上げるソラーロの構造になっており、表面はパステルカラーのヘリンボーン、めくった裏面には鮮やかな糸が配置されています。

この春夏向けトロフェオの軽量性と耐久性は、以下の糸の番手設計によって構成されています。

  • タテ糸(経糸):2/117 117番手という極細糸を2本ねじり合わせた「双糸(そうし)」を使用しています。一般的な高級スーツ地(80〜100番手)を上回る細さでありながら、2本の糸を1本に縒ることで織製時の強度と仕立て後の耐久性を担保しています。
  • ヨコ糸(緯糸):1/56 56番手の糸を1本そのままの「単糸(たんし)」で使用しています。

縦糸に極細の双糸、横糸に適度な太さの単糸を配置する織りの設計により、生地全体の軽量化と優れた通気性を実現しています。

この糸の組み合わせによる軽量な組織構造により、春夏の立ち上がりから夏にかけての長い期間において、快適に着用できる仕上がりとなります。

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