下を向くな

本記事は、Piccolo Kyotoとお取引のあるテーラー様及び専門店様向けに情報を共有する目的で掲載しております。

日頃よりお引き立て賜り、誠にありがとうございます。

「お前、センスないな」

ゼニアで働いていた頃、厳しい上司からこっぴどく言われた言葉です。 続けて、今でも忘れられない教えを叩き込まれました。

「誰も、下向いて買いもんせんやろ。下向く時はな、金拾う時と、謝罪の時だけや」

当時はきつい言い方だと思いましたが、今ならその真意が痛いほど分かります。 わざわざ下を向いて、しんどい姿勢で買い物をしたい人なんていない。 それなのに、多くの売り場では大切な靴が「下」に置かれています。

床に置いた瞬間、それは「在庫」になる

どれだけ高価で、素晴らしい作りの靴であっても、床に置いた瞬間にそれは「在庫」に見えてしまいます。 一方で、それをグッと目線の高さまで上げた瞬間、それは輝きを放つ「商品」に変わります。

売場は、ただ綺麗に飾る場所ではありません。 お客様に気持ちよく、最高の気分で買い物をしていただくための場所です。

接客の「間」は最大のストレス

スーツ屋であれば、スーツを売るのは当たり前。 差がつくのは、そこからいかに最適なコーディネートを提案できるか——いわゆる「クロスセリング」の質です。

提案したい商品をすべて目線の高さに揃えておく。 そうすることで、コーディネートを組む時の「動き」が変わります。

  • 探さない。
  • 迷わない。
  • 取りに行かない。

スタッフが商品を探してゴソゴソしている「間」は、お客様にとって思っている以上のストレスになります。 待たせない、止めない、流れを切らさない。 リズムの良い接客こそが、お客様の熱量を高めるのです。

ディスプレーは「売るための導線」

私にとってディスプレーとは、単に見せるためのものではなく、「売るための導線」です。

目線を上げる。 たったそれだけのことで、売場の空気も、商いの結果も変わるのかなと思います。

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📝 The Pride of Made in Japan【オーダーシューズ】|note note.com/ordershoes

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Maestro Japanでは、貴店のラインナップを補完し、共に価値を高めていける最良のパートナーでありたいと考えています。

最高のスーツを仕立てた後、その足元を支える「確信の持てる一足」。 お取引先様が現場で汲み取ったお客様の声を、私が職人の技術へと繋ぎ、装いの完成を足元で完結させる。貴店が仕立てる一着の価値を、その足元の確かな仕立てによって、揺るぎないものにしてください。

なお、ブランドの価値および既存パートナーの商圏を保護する観点から、私たちは供給先を限定しております。 以下の項目に基づき、お取引の可否を慎重に判断させていただきます。

長期的なパートナーシップ(一過性ではない継続的な信頼関係)

カニバリゼーション(既存パートナーとの商圏重複の回避)

コンセプト・マッチング(世界観や相性)

フィッティング品質の担保(技術力)

供給能力の適正化(キャパシティを優先した納期・品質の維持)

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